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reuterjapannews’s diary

宇宙のなかに住む住人は、どうすればその形がわかるのだろう,という世紀の難問ポアンカレ予想から出発した壮大なドキュメンタリー。決して外から形を眺めることができないがそれに挑む天才数学者たちが繰り広げる死闘を執念で追います。また、記者自身にもそれに挑戦させるとんでもない企画。数学や理論物理学がこれほどまでに凄まじいものかと、、。その煌きと感動を身をもってお伝えします(><);ギリシャ問題、中国バブル崩壊、性奴隷マーケット問題などニュースの裏側を伝えます。短期勝負なのでいづれブログではなくなります。Web MO

金正男氏暗殺される 北朝鮮金正恩氏の暗殺指令がでていた

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クアラルンプール国際空港で殺害された金正男氏(上)、暗殺指令をだしていた北朝鮮労働党委員長の金正恩氏(下)

 

金正男氏が暗殺される

 

 北朝鮮の金日総書記の長男で、現朝鮮労働党委員長金正恩委員長の異母兄にあたる金正男(45才)が6日、マレーシアのクアラルンプール空港で殺害されたことが明らかになった。金正恩委員長が暗殺指令をだしていたことから、北朝鮮秘密工作員に殺害されたものとみられる。

 複数の目撃者証言によると、工作員は2人とも女性で、空港の出発ロビーで近づいてきた2人に布で頭を覆われ、正男氏は体調不良に陥り、病院に搬送された後、死亡が確認された。目撃証言によると、「頭を覆った布には毒物が沁みこませてあった」というものと、「針で複数回、刺された」という2つの殺害方法が浮上している。どちらも目撃証言なので、殺害を完全に実行するために両方だっとみられる。工作員の女は現場からタクシーで逃走した。

 

 『北朝鮮アセンディング-彼女たちの国境』で書いたように、金正恩氏は軍を指揮し常に動いてないと気が済まないという脅迫観念にとらわれており、日本の安部首相と米国のトランプ大統領との会談時にミサイルを発射、自らが世界の注目を浴びた。

ミサイル発射計画と同時に、北朝鮮の後継者レースで最有力だった長男の正男氏の殺害の機が熟したことから、暗殺を実行、北から韓国を通じて殺害をリークしたとみられる。

 

金正男氏は自身、暗殺される危険は感じていたようだが、マレーシアからマカオへ行く便に搭乗する途中で、工作員に捕まった。

中国はこれまで北朝鮮と中国のパイプ役だった張成沢氏(処刑された)を通じて中国国内やマカオで正男氏を保護してきた。暴走をやめない正恩委員長の後継者に、「正男氏を北朝鮮のリーダーに据える」という選択肢を、正恩氏が読み取り、阻止することが狙いだったようだ。

  金正恩政権が発足した直後の2012年から「場所、手段を選ばず、正男氏を殺害せよ」との指令が出されていた。消息筋によると、中国に滞在する工作員に毒針が配布されたことも確認されたという。

 金正男氏は1971年5月、金正日(ジョンイル)総書記の長男として、映画女優成恵琳(ソン・ヘリム)氏との間に生まれた。金総書記の後継者として有力視されたが、2001年には、別人名義の旅券で日本に入国しようとし、成田空港で家族らと拘束され、強制退去措置となった。

 後継者レースから脱落したが、金委員長の実母、高英姫(コ・ヨンヒ)氏を支持する勢力との暗闘が背景にあった。その後は、主に中国や東南アジアでビジネスに従事していた。金総書記の妹の金敬姫(ギョンヒ)氏とその夫の張成沢チャン・ソンテク)氏が金正男氏を擁護してきたが、張氏が13年末に処刑され、後ろ盾を失った。

 

今回の国際世論が糾弾するなか、公然とミサイル発射し、北の後継者問題で正恩氏はみずからの殺害計画「キルスイッチ」を押すことになった。

北朝鮮は昨年秋からの米の収穫ができず、農村部で餓死者がでている。ひとつの都市で300人の餓死者がでていることから、数千人に及ぶ可能性がある。米国は人道支援の立場から救済を申し入れている。

 

 

 

北朝鮮アセンディングより

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  仮想敵国ゲームの真実

 世界の目は、地中海を越えてイタリアの南端、スペイン、そして、ギリシャに詰めかける中東・北アフリカの難民に向いている。特に北アフリカリビアから小型船で定員を100倍も上回る難民を積みこみ、地中海沿岸で船を沈め、逃げ帰る難民ブローカーの極めて残忍な脱出ビジネスに、世界は目を釘付けになった。だが、これと同じほど凄惨な事件は、アジアでずっと続いているのだ。中朝国境の吉林省の現場から。

 

 中国、ロシア、北朝鮮の入り組んだ国境を舞台に脱出劇は繰り返されいた。延辺朝鮮族自治州、3国の国境にあるこのちいさな州には約190万人の朝鮮族が暮らしている。

ここに北朝鮮からの難民が越境して逃れてきたのは1990年代の中ごろからだ。実は1996-1998年、北朝鮮は未曾有の大飢饉におちいり、国中の人が食べ物を求めて、国内の闇市場をさまよう事態におちいっていた。

「ひとがばたばたと死んでいった。市場に辿りついたら力尽き、そのまま死ぬひともいた。そして、何よりも配給だけを頼りに生きていたひとたちが、家のなかで全員餓死していた」。その数は200万人とも300万人とも言われる。その後の調査では推定350万人にのぼった。

北朝鮮の当時の事情を振り返り、今は韓国で生活している脱北者は、その怒りの矛先を金体制に向ける。

 

 

 

 

ここは中国、辺境の東北農村地帯。

北朝鮮から凍える河を越えて脱出する北朝鮮のひとたちが潜むのは、190万人の朝鮮族が住む「延辺朝鮮族自治州」。首都平壌(ぴょんやん)の人口は200万人とされるから、かなりの人数である。だが、彼らは中国籍でも朝鮮語が通じ、違いは”方言”程度なのだ。

この朝鮮族自治州に入るには、豆満河を渡ればそこは中華人民共和国だ。朝鮮族の小さな農家の集落がいくつも点在する。冬はマイナス30度(真夏は40°その差70°)にもなる山あいの農家。食べることにはこと欠かないが、中国の平均的な家庭に比べ、収入は低く、どの農家も後継ぎの長男に嫁になろうという中国人女性はいない。そのため、農家は20、30、40才の独身男と両親の3人で農業を営んでいるという状況だ。

そこに現われたのが、冬の凍れる川を越えて逃げてきた、北の女性である。このルートを使って脱北に成功するには、ある共通した戦術がある。

最初に若い女性を送り込む。そして、定着できたら家族の何人かを呼び寄せ、そこからさらに別の隠れ家へ移し、北京にある韓国領事館やUNHCR国連難民高等弁務官事務所)にかけ込む。

さらにチベットの国境を越えるルートも存在する。だが、現実はそう簡単ではない。韓国大使館では実際には追い返される。週に数家族が古い情報をもとに韓国大使館にかけこむが、大使館側も軍のハイランキング者など情報価値のある人間しか認定しない。多くの家族が門前払いされている。

 

北の女性は美人が多いと言われる。切れ長の目、キメ細かな肌。日本人に比べ歯並びがきれいだ。農家にとつぐ嫁日照りに悩む、男たちはほとんどが一目ぼれで結婚を決意したという。

なんと言っても、逃げてきたのは北朝鮮の軍事施設、造船所や軍人家族の女たち。配給だけに頼ってついに餓死者がでるほどの困窮した状態から、脱北を決意したひとたちである。ことに、結婚していても夫に先立たれ(実は北朝鮮では夫が事故死や投獄が多い)、配給が無くなり、一家が苦境におちいったケース。そのなかに未婚の娘も大勢いる。

北の女性がなぜ、越境した中国の農村で迎えられたかはさらに深刻なわけがあった。1979年に中国政府が導入した”一人っ子政策”が進み、女子が男子に比べ3000万人も少ないという歪んだ人口構成が生まれた。農家の子どもは後継ぎの男ひとりしかいなかったのだ。

 

20代、30才前半までなら、嫁入りがかなったのである。だが、聞く話によると、タチの悪いブローカーにつかまると、強姦されたあげく、漢民族相手の娼婦として売り飛ばされる。わずか身体を1日ぶんの食料にも満たない値で売られるひともいた。

この人身売買は地元の中国でも問題になり、中国人のモラルあるひとたちは彼女たちを助けようとした。なぜなら、ブローカーの言うことを聞かなければ、中国当局に密告され強制送還されるので、どんなに酷い仕打ちを受けても聞かざるを得ない弱い立場にある。

 

北朝鮮で生まれ育った世代は、識字率は100%といっていいほど初等教育は受ける。しかし、高等教育にいたっては1985年以降から悪化している国内経済の影響から受けられないひとが多い。さらに世界の情報からまったく”隔絶された異質な空間”に生きてきたのだ。

それがどれほどすさまじいものか、最初は脱北者からの話を聞いてもそのまま信じれる状況ではなかった。まず、韓国について。

「まちは貧しくコッチョビ(浮浪者)があふれている。それに比べわが国はなんと恵まれていることか」というのは、北が教え込んだ宣伝文句だったとは-。韓国にやってきた北のひとたちは、中国よりさらに進んでいた韓国の首都ソウルと経済力、IT技術に驚愕し、自分の国がどれほどの嘘をついていたかを知ることになった。

それは隠し通せないほどの貧富の差だった。脱北者はまず、ハナ院という韓国での生活に適応できるよう、教育施設に入ることになる。しかし、それは地下鉄の乗り方とか、韓国の習慣、パソコンなど職業訓練など、いわゆる生きて行くために必要な知識を得るためにすぎない。そして、韓国定住資金として、約350万円の現金が支給される。いわば、文字通り地獄から天国へ行くほどの開きがあったのだ。

1996年ごろから脱北者たちは増えはじめ、年々増え続けている。平均すると年500人程度。これはあくまでも脱出に成功したひとの数でおそらくその2倍のひとが北朝鮮に送り返されている。初犯の場合、労働鍛錬隊コパックに入れられ、昼間は労働に駆りだされる。ここには中国から収監された者のほか、職場放棄した者が思想再教育を受ける場のようだ。期間は1カ月。

しかし、もっと重い刑(主に男性)は牢獄に2カ月間収監され、その間に与えられる食事はトオモロコシ30粒が入ったオモ湯だけ。これが日に3回。当然、栄養失調になり、やがては深刻な飢餓状態におちいる。そして、体力が衰えた者から次々に死んでゆく。生存率は50%という。

中朝の密輸業者から、北のひとたちは「犬でも白めしをたらふく食っている」という話を聞き、それが本当ならわれわれよりはるかに豊かなのだと眉唾ながら思ったそうだ。

1996年からの大飢饉により、軍人たちも家に帰るよう指示される。国家財政もひっぱくし、軍に配給さえなくなった。当然、工場従業員も解雇され、特権者層を除いて、生活する手段を失ってしまう。

最初は家財道具を食料に換えたり、着物や装飾品や骨董品などを闇位置で売り、とうもろこしなど食料を手に入れていた。それも1年が限度である。そのころはまだ鉄道、バスは走っていたがやがてはバスさえも走らなくなった。ひとびとは数人で車を用立て、何人かで闇市場へ、食料を求めて旅するようになる。

 

咸鏡北道(ハムギョンブクト)での警察内部の情報によると、「保安員(警官)は本来、国から充分な配給をもらえることになっている。国の規定では、コメ7割に雑穀3割を混ぜた配給がもらえるはずだが、規定どおりにもらえた試しがない」と語る。

配給は、半年分を一度に受け取るが、コメではなくトウモロコシの粉だ。それも、運搬過程で横流しされ、手元に届く時には、3分の2に減少。さらに、半年分を受け取ったところで、長く保管できない。

そこで、保安員(警察官)は違法とわかっていても、もらった配給のほとんどを市場に横流しする。しかし、市内の他の保安員も同時に受け取り、同時に横流しするため、安値で買い叩かれる。そして、収入も食糧もない保安員の家族は、たちまち飢えに苦しむ羽目になる。実は咸鏡北道には3000人を超す最大規模の収容所が2つも確認されている。

この収容人数は尋常ではない。

 

 

 

どこで食料が出回っているか闇市場の情報を仕入れると、一家の主が親戚や知人から売れるものを集め、雑穀を背負って帰ってくるのを家族は待っているのだった。しかし、買出しのひとも行き倒れたり、収監されるようになった。

理由は軍人たちも飢え始めており、雑穀袋を背負った一家の主から力ずくで、食料を奪う。なかに軍人と争ってそのまま収監されるひとが出始める。食料を手に入れる手立てを失ったひとたちはこのまま餓死するよりは、もっと北へ逃れた方が生きのびるチャンスがあると考えるようになった。

 

 

 

灰色のモノローグ

私(女)が脱北を決意したのは98年。軍隊にいた弟が基地から逃亡した。弟が帰ってきたら逮捕しようと軍警察が家に張り込んでいた。病気で衰弱した父は私を呼んで耳打ちした。「弟を見つけて一緒に逃げろ」

 

 寝たきりでただ死を待つ父を残し、私は家を出た。父がどこに埋葬されたか今も知らない。

 

 弟と合流した私は、中国との国境を流れる豆満江を渡った。ブローカーは弟を助けるにはカネが要ると言い、私は中国人男性に5000元(約8万円)で売られることになった。その後弟とは一度も会っていない。

 

 他の脱北妻と同様、私の結婚生活も惨めなものだった。脱北妻は奴隷のように働かされ、性欲のはけ口にされる。けがをした妻や夫に飽きられた妻は別の男に「転売」されることもある。

 

 当局の目を恐れる脱北妻は、どんなにひどい目に遭っても助けを求められない。売春を強要されるリスクは常に付いて回る。妊娠すれば中絶しろと言われ、私のように中絶を拒否した場合、地元の病院での出産は望めない。生まれた子供は無国籍者となり、教育も医療も受けられない。

 

 

 

 

中国で性奴隷にされる脱北女性

Surviving Human Trafficking in China

2016年8月26日

パク・ジヒョンさん(人権活動家、人身売買被害者)

 

野放しの闇ビジネス

 私のいた村には脱北妻が5人いたが、道で擦れ違っても声を掛け合うことはなかった。近所の人たちの目が怖いからだ。「所有者」の男たちは、私たちが共謀して逃げるのを警戒していた。逃亡を防ぐために、私たちには冬でもまともな靴は与えられなかった。

 

 私は中国人男性の奴隷として6年間過ごした後、2004年に中国当局に見つかり、他の数人の脱北女性と共に国境地帯の図們の収容所に送られた。最初の1週間は毎日5~7人の男の看守が部屋に入ってきて、私たちを全裸にさせ、肛門や膣に現金を隠していないか調べた。生理中の女性を調べるときには、看守の脚に血が流れたが、彼らはお構いなしだった。看守はトイレにまで付いてきた。

(出典 連座制強制収容所送り、北朝鮮「収容所人名辞典」が暴く地獄)

 

 北朝鮮に送還され、半年ほど収監されて強制労働に駆り出された。脚に壊疽(えそ)が起き、死期が近いと診断されて、収容所から放り出された。家もなければ、頼れる身内もいない。私は路上で物乞いをした。あるとき通り掛かりの医師が哀れに思ってこっそり脚を治療してくれた。

 

 私の物語はそれで終わりではない。息子を捜すために別のブローカーの手引きで再び中国に向かった。07年に北京で出会った韓国系アメリカ人の牧師の助けで、私たち親子はイギリスに渡って難民認定を受けた。私は生まれて初めて自由を知った。

 

 人身売買は国際法で禁止されており、中国でも違法だ。だが、闇のビジネスは野放し状態。

 祖国の悲惨な生活から逃れようとして人身売買の餌食になり、性奴隷にされる女性たち。世界がその実態に目を向けなければ、彼女たちは抵抗するすべもない。

 

 

 

彼女が旅した極限の1万km

麗しのピョンヤン物語

北朝鮮アセンディング

   ジョン・ナッシュ博士のTheory of Gameで紐解く

仮想敵国ゲームの真実

男たちは世の女性から失われた「しとやかな女性」のイメージを北朝鮮の美女軍団に重ね合わせた。韓流ドラマの「チュッケッタ!(死にそう)」「ミチョ!(気が変になりそう!)」とオーバーに泣き叫ぶ韓国女性と違い、すぐ「死んだり」「気が変になったり」しない北朝鮮の美女軍団に「理想の朝鮮女性」を追い求めたのかもしれない。額に汗を滲ませながら、一糸乱れぬ歌と踊りを披露する美女軍団の真摯な姿と太陽のような微笑み、、。健気であるだけにあまりにも切な過ぎる、すべての階層の北の女たちに迫った運命を追った。

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第Ⅰ部 麗しのピョンヤン物語 

   1 結界がはられた異質な世界

   2 性奴隷マーケットの値段 女たちの命を賭けた脱出

      3 国際列車で北京 モンゴル モスクワの旅

      4 うるわしの首都ピョンヤンが縮んでいる

      5 北朝鮮アセンディングの舞台裏 

    6 広西チワン族自治省からベトナムプノンペン

      7 サザエでわかった女性挺身隊の脱北阻止と外貨稼ぎ

 

第Ⅱ部 北アフリカから地中海を渡る

    太陽を背にして

 

第Ⅲ部 ナッシュ博士のゲーム理論

    時間経過とともに不利になる

        北朝鮮イスラム国に武器輸出

     

第Ⅳ部 悪魔の辞典

    成分がいい、悪い! 

    拡張される刑務所 壮大なるスケール

    暗殺映画「interview」の真相

 

 

 

彼女たちの国境 飢餓性奴隷自由 原題 北朝鮮アセンディング (Japan Cyber Library)

彼女たちの国境 飢餓性奴隷自由 原題 北朝鮮アセンディング (Japan Cyber Library)

 

 

 

次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

 

 

 

素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

 

 

リーマン予想の複素平面を150年ぶりに書き直す

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リーマンの手帳にある複素平面

150年ぶりに書き直した「複素立体図」

数学最先端を行く

 

素数ノ謎を追ってシリーズ2冊を刊行したが、一般のひとに理解してもらえない。実は数学のある問題に耽溺していると、外から敵が攻めてくるという面白い現象が起こる。アルキメデス以降、ガウス(ナポレオン軍にドイツ国内が蹂躙)、アインシュタインヒトラーがヨーロッパを蹂躙)と同じことが起こっている。現在、中東・アフリカの難民問題からEU(欧州連合)に亀裂が入る事態になり、米国同様、自国優先主義へと世界は坂を転げ落ちはじめている。イスラム国のテロが連合国を分断に追い込む。

 

そんな中、素数ノ謎がわかっても何の意味があるのか? このシリーズを取材して理解を深め、そしてリーマンの黒い手帳のなかに書かれて「複素平面」がどれほどの意味をもつのかが、理解できたとき、数学をやるより、ひとのために働いた方がましだと考えるようになったのだ。

それがこのシリーズの大きな感情的な起伏となって、わたしの不可解なカトマンズバンコクピョンヤンウクライナでの行動になって現われている。

だが、あたまは現実とは関係なく、どこにいても素数ノ謎を追いかける。それがこのシリーズである。2冊目は次元を追うことが素数ノ謎を解くカギになると気づいたわたしは、人類史上で次元が問題に浮かび上がった出来事を探ったのだ。

理由は簡単。整数は1次元の横を移動するだけだが、ミハエル・ボンベリの発見により、数はすべて1次元には記述できないことがわかった。複素平面に置くと、素数だけが1/2の直線上に並ぶことに気づいたのはゲオルグ・ベルンハルト・リーマンである。だが、この世界は空間の3次元に時間の1次元を加えた「4次元の時空」と理解されていた。理論物理学者はそれに巻き上げられた次元があることに気づいたのだ。つまり、自然界の仕組みを数学で説明しようとしたら、われわれの宇宙は11次元だった!

 

これを素数の謎の第2幕「次元を旅した男」に書いた。しかし、ほとんど理解されなかった。理由はわれわれは4次元空間の生き物で、それ以外のものは激しい拒絶反応をひき起こす。だが、電磁気力を一般相対性理論と結びつける数式には「巻き上がられた次元」を加えないと統合できなかったのだ。

 

つまり数を1次元の横の次元だけで表すことの方が無理だったということ。それでリーマンは2次元の平面に置いた。そして、わたしはそれを立体に置いたら、巻き上がられた次元が1/2の直線上に回転しながら舞い上がったのを発見した。

 

われわれの宇宙では、整数、小数、分数、それにルートが理解できれば数論はわかるが、それとは異なる宇宙、つまり異なった次元構成の宇宙では違う数学が存在する。つまり、数学的にも素数はマルチバースの存在を示唆しているのかも知れない。

 

素数ノ謎 3幕 素数の戦場「ウクライナのこどもたち」より

ウクライナの子どもたちのビデオクリップを以前の記事に掲載しています。あわせてご覧ください。

 

 

次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

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素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

 

 

 

 

 

軋むEU! 仏大統領選 ルペン氏が最有力 自国第一主義が席巻

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写真はマドンナのコンサート風景。なんとルペンさんの額に鍵十字があしらわれている。

EUが軋む! 仏大統領選 ルペン氏が最有力

人道主義から遠ざかる 自国第一主義者の台頭

 

 

EU(欧州連合)が軋みはじめた。EUの主導者はドイツとフランス。フランスで今年4-5月に行われる仏大統領選で、極右政党国民戦線の党首ルペン氏が最有力候補に踊り出た。2月4日発表されたフランスの調査機関BVAが発表したところによると、世論調査で最多の25%を占めた。2位は無所属のマクロン氏(22%)、3位が共和党のフィヨン(20%)、4位は社会党のアモン(17%)、5位は左翼党のメランション(11.5%)。

 現在の情勢ではマリーヌ・ルペン氏が大統領に当選する。5日、リヨンで総決起集会を開き、「この選挙はグローバル主義者と愛国主義者の闘いだ。われわれの主権を取り戻そう」と集会にあつまった3000人を前に女性党首は声をはりあげた。支持者たちはフランスの国旗をふり、「ここはフランスだ」と連呼、EUを離脱し移民の大量流入、難民問題に歯止めをかける意気込みだ。

 ①自国通貨の復活 ②国境の復活 ③6カ月後にEU離脱の国民総選挙の実施 ④EU内からの輸入品に新たな関税 ⑤外国人を雇用した企業への追加課税 ⑥フランスで出生したこどもへの自動的な仏国籍の付与の停止-など。

 

ルペン大統領候補の公約は極めて右よりで、まるで米国ファーストのトランプ氏の仏版を見てるようだ。

 

フランスはイスラム国のテロの脅威と同時に移民の流入に苦しんでいる。今の情勢ではEUの核であるフランスがドイツとたもとを分かち、EUの生命を窮地に追い込むことになりそうだ。

たしかに共通通貨ユーロの導入は、ドイツのひとり勝ちのようになってしまった。通常なら輸出(VWなど)がこれほどひとり勝ちするとドイツ通貨は切りあがり、是正される。ところがヨーロッパ全体の共通通貨なので、これに歯止めをかける方策がない。だから、ドイツは排ガス規制を隠蔽し制裁を受けても輸出は好調で、普通なら大損失で倒産騒動になるフォルクスワーゲンは元気なまま。これを指して「EUとユーロはドイツの乗り物だ」とトランプ氏やイギリスの離脱派が指弾している。

ドイツのメルケル首相も選挙を控える。彼女は戦争に巻き込まれた難民の窮地を助けるなどその功績は極めて大きい。ドイツから生まれた人道主義者。ヨーロッパの共同通貨導入で、EU入りを果たしたバルト3国など期待を担っている。英国に続き、フランスも自国第一主義になれば、世界はますます混乱が増すだけだ。

リビア北部には難民が40万人もヨーロッパへ移動したいと機をうかがっている。さらに中央アフリカでは南スーダンから戦闘に巻き込まれた難民がウガンダ北部バギリニアに集り、万の単位になっている。すでに集計されている既存の人数と合わせると67万人に達する。その60%が18才未満のこどもたちだ。

 

オランダでは3月に右翼政権が生まれようとしている。世界はこのまま「人道」から遠ざかって行くのか-。

 

 

 

 

素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

 

 

 

次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

 

 

 

 

 

 

 

民泊は社会問題になる 都市部の投資型賃貸マンションは危ない

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問題の多い物件 

投資型賃貸マンションが危ない

 

民泊が大きな社会問題になりそうだ。マンションの賃貸仲介業者がホテル・旅館業を行うことになり、安全面で警告灯が点滅している。すでに実際に民泊は行われており、マンション住人たちは管理会社(賃貸仲介業者)に不信感を募らせている。

 問題はホテルや旅館なら24時間常駐の夜間フロント従業員とセキュリティースタッフがいる。しかし、マンションには誰もいない。なのに日本語もしゃべれない旅行者が隣に宿泊している。それも2、3日で人が変っている。ゴミは廊下に

放り出され、エレベーターは痰とタバコの吸殻が投げ出される。はなはだしい例では一階のラウンジで夜間に宿泊客が7,8人集り、タバコを吸って灰でフロアーの絨毯を焼け焦げにしている。誰もとめに入れない。

これは現実に今、起こっていることだ。

民泊新法は穴だらけ。広島県福山市で福山プリンスホテルで宿泊客7人に焼死した裁判で、責任を問われた経営者は禁固3年の求刑に対し、執行猶予5年の判決が下りた。つまり、誰も刑に服さない。

 

 

誰も責任を問えない

賃貸マンション、ことに投資型賃貸マンションはホテル代わりに使うひとは多い。しかし、家主(オーナー)、仲介業者、つまり、不動産会社の経営者、支店責任者、外注スタッフ(現場へ案内し説明、カギを渡す)と誰が責任をもつのかまったくわからない仕組みで動いている。

つまり、火災、強盗、暴力、殺人に巻き込まれても誰ひとり、責任を負わない。全員が罪を問われても執行猶予だけ。

これでは巻き込まれたマンション住人や、宿泊客もたまったものではない。

マンションの玄関には暗証番号でドアは開閉でき、1度宿泊すれば、もう、番号はわかるので、2度目からスルーに。つまり、不動産仲介業者が住民の安全のハードルを下げている。常駐者がいないマンションの民泊は、強盗と宿泊するようなものだ。ホテルなら警備員が2-3人でガードするから安心して寝れるのだ。

都市部ではマンション入居のハードルは低く、審査なども非常に簡単で、しかも今では外国人OKのマンションは犯罪の温床になりつつある。

朝、起きて下に降りると、スーツ姿の警察官4-5人が犯罪者が部屋をでたところで捕まえようとマンション玄関で隠れていることがある。それも1度や2度ではない。つまり、部屋に残っている証拠を押えるため、容疑者を外で確保するためだった。

 

 

個人が手軽に空き家・空き部屋を使い、利用者を泊めることで収入を得る民泊ビジネスが、世界的に広がりを見せており、そのマッチングサービス最大手がAirbnb(エアビーアンドビー)。 部屋を提供するホストと、部屋に泊まるゲストの仲立ちをする形でAirbnbが間に入り、その手数料収入で運営されている。

貸し出す部屋は、完全に独立した家または部屋とは限らない柔軟性も評価され、単に空き家・空き部屋を貸すだけではなく、互いに望めばホストとゲストとのコミュニケーションが図れることも、Airbnbの利用者を増やしている。

同類のサービスも多数あるが、Airbnbの規模は段違いで、登録物件数は平成27年8月現在で、世界に150万軒以上、日本では1万3千軒以上です(2万軒以上の報告もあり)。

 

海外での事件

トラブルとしてよく聞くのは騒音やゴミ、土足問題。ほかにもゲスト(借り主)に金品を盗まれたり部屋を荒らされたというものもあります。一番ショッキングだったのは性的暴行がおきた事件。

7月4日の夕方、ミカエラ・ジャイルスの携帯電話から緊急事態を知らせる音が聞こえ始めた。そして、ホラー映画のようなメッセージがいくつも画面に現れてきた。

メッセージは、彼女の19歳になる息子からだった。マドリードAirbnb(エアビーアンドビー)のホスト(部屋の貸主)が、集合住宅の4階の部屋に彼を閉じ込めカギをかけたというのだ。息子はその部屋に宿泊する予定だった。息子のメッセージによると、ホストはまだ部屋の外にいて、台所の引き出しでナイフをガチャガチャいわせながら、性的行為に応じるよう迫っているという。息子は母親に助けを求めていた。

母親はAirbnbに電話をかけた。だが、同社の従業員は息子の宿泊先の住所を教えず、警察に電話をしようともしなかった。彼らは母親にマドリード警察の電話番号を伝え、住所を知りたいなら、マドリード警察からAirbnbに電話をしてもらうようにと言った。だが彼女によると、その番号に何度かけても、スペイン語のメッセージが流れるだけで電話は切れてしまったという。そして、Airbnbの窓口に繰り返し電話をかけると、しまいには留守番電話のメッセージが応答するようになった。

 

 

 

トランプ氏の朝貢体制を掲載しようと思ったのですが、すべての新聞がそれ一色なので、国内の重要記事を書きアップしました。

 

 

素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

 

 

 

次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

 

 

 

 

 

サイバー戦争3 セビリアの中国工作員

セビリアで暗躍 中国工作員が探しモノ

 

中国の戦略は実に用意周到だ。考えに考え抜いた戦術を組み上げている。考えをすぐツイッターに流すアメリカの次期大統領トランプ氏とはまったく違う。

中国はアメリカとの国力の差を埋める時間稼ぎをしている。それが反日政策で、日本の右翼化を名目に軍事力の拡大を正当化してきた。この右翼化というのは、防衛力強化と靖国神社参拝で、安部総理が自衛隊を視察したときに「731」という戦闘機コクピットに搭乗した写真が中国にとっては右翼化の権化なのだ。

中国南京にあった旧日本軍の細菌兵器研究所の名称「731部隊」を連想したのだ-。これは日本人には思いもよらないことだ。首相にもその意図はない。だが、中国人にはそう写ったのだ。

 

 だが、本当は日本が何をしようが中国は戦力の拡大に突き進んでいる。この動きはもはや止まらない。

中国の諜報網は世界に暗躍している。その証拠を見てみよう。1999年、コソボ紛争のとき、セビリアでアメリカのステルス戦闘機「F117-NIGHT FOLK」が撃ち落された。これを嗅ぎ付けた中国の工作員が地元を訪れ、戦闘機の部品を探し回っていたとセビリアのひとたちは証言する。最終的には金を払って買って行った。奪われた戦闘機は四川省成都の飛行設計研究所に運びこまれたようだ。そうでなければ第5世代の戦闘機をそうはやくは開発できない。

誕生したのが、中国軍初のステルス戦闘機「殲20」である。2011年には飛行試験を行っている。中国はずっと前から武器開発を続けており、それを正当化する理由をいつも日本に探している。

これを中国の一般大衆は知らないだけだ。

ではもう1つ。旧ソ連邦の空母「ワリョーグ」が中国初の空母「遼寧」になった経過。これこそが中国が秘密裏に軍事兵器を開発している証拠だ。旧ソ連邦が崩壊し、建造が中止になった「ワリョーグ」はウクライナにあったため、スクラップ同然の価格で、マカオの民間企業創律集団旅行娯楽公司が2億4000万元で購入したのだ。それが深センに運ばれ観光用テーマパークに改造され観光客に披露された。ここからが不思議な経過をたどり、空母「遼寧」に生まれ変わったのだ。

同じ旧ソ連の「キエフ」も天津港へ運ばれ、テーマハークとして披露された後、空母として中国海軍に買われたのである。

日本の安部首相はフィリピン、オーストラリア、インドネシアベトナムを同じ中国海軍の脅威に晒される国々を回り、緊密に連携して行くことを確認。なかでも中国はこれまではフィリピンを敵対視してきたがフィリピンの新政権は米中を両天秤にかけている。さらにベトナム

 

長寿の惑星サーチュイン 100才が射程内に

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イタリアのサルデーニャ島バルバキア地方

 

 

 

長寿の惑星サーチュイン

寿命100才 センチュナリアンの世界

日本の長寿者はアジアの貧しい子どもを救える

100才が射程内になった

 

 

1日の摂取カロリーを70%に削減すれば平均寿命が男性でほぼ20才延びそうだ。この『長寿の惑星サーチュイン』は、断続的に連載しているのは、飛び回るような仕事をしている現役世代に不向きで、最初は気力と体力に大きな影響を及ぼした。わたしが自分で試したらそうなったのだ。いざというときに気力が湧いて来ない。踏ん張らなければならないときに体力が削がれる。続ければどうにかなるかも知れないが、わたしの仕事では不向きだったのだ。

だが、恐るべき研究結果が発表された。

 

2つの権威ある団体がこのサーチュイン遺伝子の研究結果をネーチャー・コミュニケーションズに発表した。米国ウィスコンシン大学と国立加齢研究所。人間に遺伝子が近い赤毛ザルを使って、1日に摂取するカロリーでどれほど寿命に影響が現われるかを研究していた。

しかし、ウィスコンシン大の20%の寿命の延びは、加齢研究所では現われなかった。そこで2団体は共同研究で、双方の研究方法を精査したのだ。実験方法はサルに好きなだけ食べさせるグループと、摂取カロリーを30%削減したグループに分けて、追跡調査した。

その結果、大学側はカロリー制限を7才から15才の大人になったサルに対して行っていたのに対し、研究所は1-23才と無作為だった。

そこで、1-14才、16-23才に分けて分析すると、1-14才では寿命は延びなかった。ところが16-23才では効果が現われ、特にオスのサルは平均して9才も延命し、約35才の寿命を獲得していたのだ。

これを人間にあてはめると、男性78才の平均寿命が20才増えることになり、平均寿命は100才を超えた。

恐るべき結果だった。

食事量ではなく、カロリーを削減すること。これが重要なのだ。

沖縄は世界で4つのブルーゾーンに数えられるほどの長寿県である。あったというのが正しい。研究では食べ物や生活習慣など様々な理由があげられたが、現在信じられているのは、粗食だったという理由。島の幅が極端に狭いことから台風の影響を受けやすく、塩害で食物がなぎ倒されるなども影響し、十分な栄養価のある食生活が長いあいだ摂れなかった。

それがマクドナルドなどフアーストフード店ができるにつれ、外食の機会が多い、男性の寿命が極端に落ちたことから、粗食=長寿説が裏づけられたのだ。

 

数式はこうだ。

赤毛ザルの平均寿命=26才

カロリーを30%削減すると平均寿命=35才

人間に換算すると、

日本人男性の平均寿命78才。

78才÷26才=3

35才×3=105才

ちなみに人間(ホモサピエンス)とチンパンジーの遺伝子の類似は99%。赤毛ザルはそれを少し下回るが、相当信頼性が高い。105才は数カ月までの月数、日数の数字がないので最大値になっているが100才は十分射程内にある。

だが、問題は多い。与えられた寿命にプラス27年。何に使うかである。

 

 

 

 

以下、前回までの抜粋

 

サーチュイン遺伝子で長寿を達成できるというのは本当だ。

現在、生体実験しているひとがまだ、存命なので、いつまで生きるかはわからない(笑)。しかし、強制的にカロリーを70%に削減された赤毛ザルとマウスの生態実験の結果はホンモノだった。

この連載を始めたとたん、北朝鮮の核ミサイル事件で切迫した危機的状況になり、一時中断した。

サーチュインとは、要約すると

1日に必要なカロリーを70%に抑えれば、眠っていた「長寿遺伝子」のスイッチが入ること。

古来から日本の健康法に「ハラ八分目」という教えがあったが、あながち外れていたわけではない。なぜ、70%に削減すればスイッチがonになるのか? 

いろんな説があるが、「食糧難を、長く生きる戦略に切り替えることで種を保存しようとした」というのが有力だ。これを裏づけるのが沖縄にいる100才を超えるひとたちの証言である。沖縄は世界に4つある長寿ディスとリクトの1つである。100才を超えるひとがざらにいるのだ。

その主因は、ここで採れる食料よりも、もっと、生きることの根幹に関ることだった。それは、満足な食生活が長い間できなかったことだった。

沖縄は、台風が襲来する台風銀座でいわれる。島の幅が狭いため、台風のたびに塩害で作物が枯れるのだ。日本の古代人に三川原人という身長150センチあまりの男性の人骨が発見され、それを詳しく調べた学者によると、「何度もの食糧難に遭遇しており、上半身が十分に発達していないのは、成長期に飢餓に何度もあいその影響である」と結論づけている。

 

話を現代へ進める。

つまり、「粗食=1日に必要なカロリーの70%を切る」がここのひとたちの長寿遺伝子を呼び覚ましたのだろうという説。沖縄は台風の通り道。南北は長いは横幅は狭い。台風の通過後には塩害で作物は死んでしまう。その間は漁に出れない。今の100才以上のひとが生きてきた時代と、2016年はまったく食料事情が異なる。満足するほどの量は食べれても、栄養は薄く、カロリーは決して摂れなかったのだ。豚肉などは年にほんの数回の祭りのときだけしか摂取できなかった。

 

 

数学の難問といわれるのは、21世紀に解決されるべきミレニアム問題として、選ばれた7つの問題がある。最近、解決されたのはケプラー予想、そして、ポアンカレ予想である。

ミレニアム問題のほかに21世紀内に解決すべき問題はほかにもある。それは純粋数学の問題ではないが、いくつかの学問にまたがる「人間は何歳まで生きれるか?」という極めて単純な問題だが、とても興味深い難題である。そして、最長不倒年齢が122才。フランス人女性で亡くなった。

 

現在の科学では、致命的な遺伝子欠陥がない場合で、あなたも、わたしも100歳までは生きれそうだ。

 

 

素数ノ謎 第Ⅱ部 宇宙の暗号を連載中に、EUの問題に深入りしすぎ、またしても日本のテレビに出演。しかし、その日、日本に帰国したばかりなのに、自分の体で長寿遺伝子を覚醒させる実験を行い、ふらふら。散々な一日でした。ニュースの本質と裏側を伝えるのはNGOジャーナリストでしかできないので、3つテーマを追っていながらでも、緊急のニュースを流します。新聞もテレビも見ない世代のひとのために。

世界でもっとも困難な難問に挑み続け、それがドキュメンタリー「素数ノ謎 解明への大航海」という本になりました。第2部(完結篇)は12月に発刊予定。

 

 

 

 

サーチュイン2

イタリアのサルデーニャ島バルバキア地方、日本の沖縄、アメリカのカリフォルニア州ロマリンダ、中米はコスタリカのニコヤ半島、ギリシャのイカリア島…。これが世界的に知られる長寿ディストリクト。

 

これ以外にも探せば、いくらでもある。そのひとつ「フンザ」は中国とパキスタンを結ぶカラコルムハイウェーの中継点に過ぎない。なぜ、ここのひとが長寿なのかはわからない。

カラコルムハイウェーといっても車の高速道路ではなく、その昔、求道者が修行を積むためラサなど聖地をめざす旅をした宿場街みたいだ。

フンザへ行くには、イスラマバード ギルギットと走らなければならない。フンザにはフンザ川が流れる。

世界の尾根ヒマラヤ、カラコルム、ヒンズークシ山脈を縫うように右往左往する山岳道路。

フンザは標高2500mの高地にあり、イスラム教徒のイスマイリー派とされ、独特の言語ブルジャスキーを話す。すでにおわかりだと思うが、道路は頻繁に土砂崩れする。そのため、このフンザは世界と隔絶されるのだ。

アプリコット、林檎、桑の実が豊富だ。秋になると銀杏が絨毯のように里をおおう。

 

 

 

 

身体に力が入らない。いつもなら、ほとんど間違えずに最初から最後まで話通すことができる。いわば、ゾーンに入るように、しゃべれるのに、うまくは話せなかった。

原因はわたしが自分の身体を使って「生体実験」をやっていたからだ。長寿遺伝子サーチュインのスイッチをONにするため、大量のカロチンと、いつもの60%しかカロリーを摂取していなかったのだ。

確かにスイッチは入ったように思う。朝、鏡に写った自分の顔を見て驚いた。肌がすべすべになり明らかに若返っている(ウソ)。しかし、身体は不安定だ。それは何か危機が迫ってきたかのように、いつもの自分ではない。パフォーマンスとしては60-70%の力しか発揮できない。

 

つまり、サーチュインをやっているといざというときに、ここ一番の集中力、肉体と精神の強靭なバネが使えないことがわかった。

これは恐ろしいことだ。こんな状態で警察官が交通整理したり、裁判官や新聞記者が調査を怠ったり60-70%の能力で仕事を終えられたらたまらない。何よりも医者と看護師が怖い。

お願いだから勤務中はやめてほしい。習慣として、自分のパフォーマンスを熟知するまではビジネスデーには無理。これはあくまでもひとによると思うので工夫次第。

 

長寿の世界的な雑誌「ナショナル・ジオグラフィック」。ここにたまにすごい記事が掲載される。世界の長寿国を取材して歩いたライターの紀行文だが、このなかにイタリアのワインの産地の話が出て来る。

彼が取材した男はイタリアのイカリア島のスタマティス・モライティスさん100才。

「わたしはニューヨークで働き、60代のとき肺ガンだと宣告されたんですよ。余命は1年未満。それで懐かしい故郷イタリアに帰ったんです。葡萄畑で収穫したブドウでワインを醸造している家で、みんなに無料でふるまっていますよ。昔の仲間たちに囲まれて幸せですね」。

 

ポリフェノールの含有量が高い葡萄の赤ワイン、②適度な労働(運動)、③仲間に囲まれて幸せな暮らし ④無料で振舞い社会に奉仕している

 

分析するとこんな風になるが、それだけではない。彼は医者から死を宣告されていたのだ。それで彼はニューヨークへ行き医者にガンがどうなったのか、診てもらおうとして病院を訪ねた。

そしたら医者の方が亡くなっていたのだ。

 

ナショナル・ジオグラフィックの取材は徹底してウラづけをとる。毎月、記事が世界中にでるわけだが、アメリカではちょってした表現の食い違いや齟齬で、訴訟に発展する。そこで、外部ライターに記事を依頼するとき、ガイド兼リサーチャーでしかもサブ編集者の役割をもったスタッフが現地に同行する場合もある。大概は現地のひとを採用する。

これにはすばらしい給料がでる。なぜならガイドなのに記者が書いた記事の裏づけをとってとって取り捲らなければならない(笑)。

その老人はほんとうにそう言ったのか? 「顔に赤い斑点がある」とあるが、本人はこの表現を承諾するのか? 98才とあるが来月はまだ生きているのか? アンダーラインがいっぱいの記事のチェックリストが送られてくる。それだから記事の精度が高く信頼されるわけだ。

 

 

長寿ではないが、日本に88歳で現役のライフセーバーとして活躍するひとがいる。現場は新潟県の海岸。海水浴場がオープンする夏の間、ライフセーバーとして活躍する。NPO法人ライフセーバー協会の免許を取得し、体力維持に年間を通じて、トレーニングを続ける。バイク(自転車)10キロ、冬の雪の日でも6キロは欠かさない。ランニング3キロ。そして、夏場は水泳が入る。

このひとは現役で、おぼれたひとを見つければほんとうに海へ飛び込む。息継ぎなしで30メートルは行ける。監視だけではないところがすごい。

そのためには毎日の食事の栄養にも気をつかっている。豆、ゴマ、ワカメ、野菜、魚、椎茸、イモと7種をまんべんなく摂ることを心がけている。

このひとのケースは、①運動 ②まんべんない栄養補給 ③使命-であろうか。

 

 

2粒のダイヤモンド 生命のリレー

 

ここでわたしは閃いた。サーチュインで100才をめざすひとには、必ず生きがいが必要だ。社会的使命といってもいい。わたしはこのことに気づいて、仲間を募ろうと思う。つまり、長寿者はアジアの貧しい子どもを救う仕組みをつくろう。

長生きすれば、ネパール、カンボジア、フィリピン、スリランカの子どもたちが学校で学ぶことができて、日本の老人が命をリレーする仕組みができないかと、、、。

つまり、1年生きるごとに1万2000円を学資にして贈り、アジアの貧しい子どもひとりが学校へ通えるようにするのだ。長生きすることはひとを幸せにする。それには仕組みを作らなければならない。この物語を『北欧猫TRONDの冒険』という絵本しようと計画している。

 

 

 

人類絶滅境界線上のアリア  6500年前 人類がアフリカ大陸を離れた本当の理由

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次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

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米国、ロシア、中国 サイバー戦争の影響

 

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同盟が分断される

サイバー戦争は、誰が得するかが犯人

 

世界で起こっている同盟の『分断』。自国経済の保護を最優先する方針に舵が切られた。英国のEU離脱から、今年はフランスの極右政党のロッペン党首がどこまで票を獲得するか大きな関心が集る。さらにドイツのメルケル首相がどうなるか-。EUを率いてきたリーダー2国を揺さぶられれば、EUは出口のない混迷に入る。

世界は大きく様変わりする。アメリカに誕生したトランプ政権はアメリカとメキシコの国境に壁とフェンスによるメキシコの壁を築く。

貧しき国はさらに厳しい状況に追い込まれる。

では欧米で起こった『分断』は、行きすぎた資本主義社会の揺り戻しにように見えるが、それだけではない。

1996年に、中国の台頭を予測したアメリカの著名な経済学者が、やがては日本は中国に呑み込まれるだろうと予言する。当然、北朝鮮はすでに飲み込まれたも同じで、韓国も同様。台湾にいたっては今、まさに呑み込まれようとしている。何しろこの国の第一の新聞社が大陸の資本に飲み込まれたほどだ。

 

なぜ、ネパールの記事を数日前にアップしたかといえば、アジアが中国の影響に揺さぶられているからだ。マオイストとは毛沢東が指導する共産主義革命を現在の経済情勢下にそった形で武力闘争を行う。それがネパールで起り、この国を覆いつくそうとしている。だが、この山岳部にある国はインドから経済封鎖で身動きできなくなるほどの小さな国だ。

マオイストはフィリピンにも広がる。

中国の習近平首席は「われわれはゴルバチョフには決してならない」と声だかに宣言する。つまり、西側資本主義とは異なった中国共産主義革命を永遠に続けるというのだ。世界を覆いつくすまで。それが『西暦2049までに世界の覇権をとる』という宣言だ。依然は狙うと書いたが、正確には『覇権をとる』。実は中国は西暦1400年代に世界でもっとも進んだ文明と武力をもっていたことが明らかになった。アメリカ大陸を発見したのはコロンブスではなく、中国海軍の提督だった。その足跡がアメリカにフロリダからサンフランシスコまで残っていたのを長いあいだ、学者たちが『あり得ない』と顧みなかっただけだ。

それが600年後に現実になろうとしている。

 

 

不可思議な週刊ポストの記事

 

つまり、極東の日本と韓国は中国の脅威に晒されている。だが、不思議に韓国では必死に反日感情を煽る一部の活動家がいて、それに敏感に反応する日本の週刊誌が、まるで一方が火をつけて、もう一方がそれにポンプで油をさすことを繰り返している。

これがマッチポンプだが、日本の週刊誌とは『週刊ポスト』。実に不思議な現象が起きている。日本政府が慰安問題を解決するために金額を提示し話しがまとまると、その翌週に必ず週刊ポストにわずか数億で話がまとまったという、韓国のひとたちの気持ちを逆なでする記事がでる。さらに、日本政府が10億円を提示し、話がまとまると、『韓国は日本より40年後れたと嘆き節』とまた、週刊ポストが油を注ぐ。そして、ついに韓国領事館前に少女像が設置された。

つまり、目前に『共通する脅威』があるにも関わらず、まるで、この日韓を分断する意図が見え隠れする。韓国に至っては北朝鮮、中国、それにアメリカまで遠い存在になっているのに、日本どころではないはずだ。

日本も同様。長い間、経済支援してきたアジアの国々にとっては日本はただの金の『ばら撒き国』に過ぎないことに気づいたはずだ。アフリカにもEU難民にもどこにでも出す。「ならばとってやれ」ということになる。

この解決策が医療と学校に絞った人道支援。どこ国でも子どもが安心して育つ環境が必要なのだ。基礎診療所、病院、学校、職業訓練学校、それに食料の供給。政府開発援助がすべて失敗に終わったわけではない。ネパールのトリブバン空港近くに日本が建てたバンムラート病院は本当の成功例だ。

日本はOECDの加盟国のなかで上から数えて20位(GDP国民総生産)の規模の国に過ぎない。もはや中位にある経済国に過ぎないのだ。

世界を分断したいのはいったい何なのかを、本気で突詰めて追わなければならない。サイバー戦争とは、大衆操作と国を分断に追い込むことが真のねらいだから。

 (連載  BCコロンブスより)